トライアンフ ボンネビルT100

突然ですが、私、このたびイギリスはトライアンフの「ボンネビル T100」を購入いたしました。

ボンネビルT100 カーニバルレッド/フュージョンホワイト
ボンネビルT100 カーニバルレッド/フュージョンホワイト
Bonneville T100
Timeless style, thrilling performance, and confidence-inspiring easy ride. The T100 is the perfect introduction to the iconic Bonneville family.

タイガースポーツ660は売ってしまいました。

乗り換えです。

…えっ?

きっかけ

話は数ヶ月前にさかのぼる。

うちには10代の頃から集めていたレトロゲームが何百本とあるんだけど、今の家に引っ越してから10年以上、一度も箱の中から出すことすらなくずっとしまいっぱなしになっていた。

別のものを探しに物置に入ったところ、たまたまその箱を目にして、ふと「ただ寝かせているくらいなら、このまま動かなくなる前に本当に欲しい人の手に渡ったほうがいいのかな…」と思ったのが、始まりだった。

試しに高く売れそうなゲームを十数本チョイスしてメルカリに出してみたところ、どれも飛ぶように売れた。一応相場を調べて、それより少し安め(メルカリ内では最安値)にしたんだけど、それにしたってそう気軽に買えるような値段でもないのに本当に売れる。出品後5分で売れたものもある。

俺の中古相場の知識は十数年前で止まっていたらしく、その時期でもプレミア価格はついてたけど、今はそれに輪をかけて高いらしい。まあレトロゲームなんて故障したりコレクターが抱えこんだりで市場から減ることはあっても増えることはないしね。正直「このゲーム大して面白くもないのになんでこんな値段になってるの?」みたいなものでも実際に売れてゆく…。1日に十数本売れた日もあって、PUDOから発送をしていたら途中で全ボックスが埋まってしまい残りをセブンイレブンに持っていった…みたいなこともあったくらい。

そんなこんなで、用途も特に決めてない状態のまとまった額が手元にある状態で、タイガースポーツ660を点検のためディーラーに持っていったのがよくなかった。

お店での攻防

作業の待ち時間に、店内に掲示してあった「認定中古車キャンペーン実施中」「買取強化キャンペーン実施中」という2つのポスターが目に入ってしまったのだ。

実は以前から気になっていて、作業の待ち時間を使って何度か試乗をさせてもらっていたボンネビルT100。まずそのT100の中古車が今ちょうど1台だけあるんですよという話になり、そしてそれが試乗車として使っていた(実際に俺も以前試乗した)バイクであり、年式が2024年モデルと新しく、かつ登録が今年の1月で、走行距離も短く、乗り出し価格が新車より30万円程度安い、という説明を流れるようにされた。

特に、今回のバイクは走行距離が短いと書いたけど、その距離なんと200km。こんなの走ったうちに入んないよ。よくわからないけどいわゆる登録済未使用車に近い扱いなんだろうか?それとも2025年モデルの試乗車をおろしたいから?

しかも、今回は2024年式というのがみそで、「カーニバルレッド/フュージョンホワイト」という赤白のツートンが現行2025年式には無いんだよね!2024まではあったのに!今年のモデルでなくなっちゃったんだよ。もしボンネビル買うなら赤白がいいなーとボンヤリ夢想していて、その赤白が選べる中では最新のモデルが眼の前にあるという…あまりにも都合がいいのだった。

さらにまだ今年の1月に新車登録したばかりなので車検まで2年以上あって、新車保証も1年以上残っており、かつ新車保証同等の内容の中古車保証が新車保証の終了後に追加で2年分つくんだとか。

「とりあえず今のバイクを下取りする前提で見積書だけ作ってみます?見積もるだけならタダですよ」と言われて、向こうから言ってきてるなら迷惑じゃないだろうしやってもらってもいいか、ただし買う約束はできないよとだけ伝えて実際に見積もりを出してもらった。

で、ここからがさらにまずい。なにしろタイガースポーツ660はマイナーな車種で、2年以上乗っていて一度も自分以外に走っている姿を見たことがないくらい出回ってない(トライデント660やデイトナ660は何度も見たのに!先発のトライデントはともかく後発のデイトナに負けるなよ!)。ということは間違っても人気車ではなさそうだし、しかも正規ディーラーの買い取りだから価格は全く期待できないな…と思っていたのに、予想より高く見積もってもらえてしまった。店長は申し訳無さそうに「これくらいが出せる限界なんです…」と言っていたけどそれでも思っていたより高い。どれくらいかというと、なんとゲームを売ったお金と合わせればこの場で買えるのである。

このときはまだギリギリ「ここであの価格になるなら、他の会社でも下取り額を見積もってもらってもいいかも?」くらいに考えていて、まだ引く気持ちも残っていたんだけど、そんな心を見透かされたのか、店側からダメ押しが…。

あまり詳しくは言えないけど「今のバイクに付いているドラレコとETCとUSBケーブルを外してT100につけ直してもらう」際の工賃を聞いたところ、その場で「もし乗り換えてもらえるなら、全部まとめて〇〇円でやります!」「もし今日中に決めてもらえるなら下取額〇〇円アップします!」と、外車の正規ディーラーとは思えない口約束というか…まるで街の個人経営のバイク屋さんみたいな感じで畳み掛けてきた。

他にも色々魅力的な話があり、さすがにちょっと都合が良すぎると思ったもののあまりに魅力的すぎる攻勢に「妻にも話をしなきゃいけなくて、この場では決められないんで、一旦持ち帰らせてください、どっちに転ぶにしろ何かしらお返事します…」と返すのが精一杯だった。

帰宅後…

帰って嫁にこの話をしたら「てっきり2台持ちを目指してるのかと思ったけど乗り換えなんだ。謙虚」「家計を一切傷つけずに買えるなら別にいいんじゃない?」「今のバイクにも思い入れあるだろうし売ってから後悔しないように」「本当にほしいなら他の人に買われる前に返事しちゃいなよ」とまさかの背中を押されたのでその場でお店に連絡し、手付金を入金して本当に契約が成立してしまったのであった。

試乗車は何のオプションもついていないフルノーマル状態だけど、純正オプションの追加は可能とのことだったので、グリップヒーターやクルコンを追加でつけてもらうよう依頼して、それで見積書を作成して送ってもらうと、本当にタイスポの下取り金額や各装備の移設工賃が口約束どおりの金額になっていた。そしてオプションを付けてなお、下取金額+ゲーム売った金で払いきれる。

ということで残額を入金し、今後の進め方を聞くと「まず店までタイスポで来てもらって、移設する装備を外してから、その日は一旦タイスポでお戻りいただき、全作業終了したらご連絡しますので、その後納車になります」とのことで、納車日はタイスポで乗ってってT100で返ってくるということになった。

ついに乗り換え

まずはETCやドラレコを外してもらいにお店に出向き、ドラレコのないちょっと不安な状態で帰宅し、連絡を待つ。

その後3週間ほどで無事連絡があったので、納車日を決め、任意保険もその日に切り替えになるよう手続きを行った。

そんなこんなでついに納車日当日。ドラレコのないちょっと不安な状態でお店に向かう。

ジクサーは軽トラでドナドナされたので悲しみもひとしおだったけど、今回はバイク屋に置き去りにするタイプの別れ方。これはこれで切ない。ただ後述の色々な理由により、ジクサーの時よりはドライにお別れすることができた。

こうして、ついにボンネビルT100に正式に乗り換えたのだった。さようならタイガースポーツ660。今までありがとう。

そして今ここに「静岡に一泊ツーリングした俺のバイクは皆売られてしまう」という謎のジンクスが生まれた。これってトリビアになりませんか?

タイガースポーツ660で不満に思っていたこと

ディーラーで置き去りにされるタイスポを見て、今までありがとうな。という気持ちにはなったものの、以前ジクサーを売ったときほどの涙腺うるうる感は無かった。

トライアンフ タイガースポーツ660
🕒️2023/07/21
突然ですが、私、このたびイギリスはトライアンフの「タイガースポーツ660」を購入いたしました。納車時というのも…きっかけとりあえず大型二輪免許はあるもののうちには去年買ったジクサー250があるし、それなりにいろんなとこ行ったし泊まりがけで浜松も行って愛着もあるし、維持費や場所の都合上これ以上の増車もまったく考えていないというか不可能だしな。などと供述しており、当分はジクサーに乗り続ける予定だった。その証拠に自賠責も3年つけていた。実際に取り回しも超ラクだし両足ほぼベタづきだし軽くて乗りやすいし別に不...

というのも、ジクサーにはこれといった不満がなかったけど、タイスポにはちょっと思うところがあったからだ。

やっぱり足つきの悪さ

乗っててずーっと、納車日のラストラン当日まで気になり続けていたのが、やっぱりどうしても足つきが悪いということ。買った当初はこんなもんかと思ってたけど、2年乗ってると徐々にこの足つきの悪さをストレスに感じるようになってきた。

タイスポのシートはもともと角が邪魔をして足を真下におろせず、どうしてもガニ股気味になってしまう。

このシートの角が邪魔
このシートの角が邪魔

これのせいで自動的に足が開いてしまうし、足つきの悪さにも繋がるし、ニーグリップもしづらい。

ローダウンシートがあるのは知ってるし、お店でまたがったこともあるけど、これつけるとその欠点がより顕著になるんだよ。シートの角ばりがノーマルシートよりきつくなる感じがする。

あと、ローダウンシート装着車に乗ったところで劇的に低くなった気が全くしなかったというか…もともと両足の母指球が着いてカカトが浮く状態だったので、25mm低くなったところでかかとが地面に着かないことには変わりなく、そこまでの効果を感じなかった。「全然足がつかない人がつくようになった」とか「つま先ツンツンだったけど母指球あたりまでつくようになった」場合なんかは役立つのかも知れない。

足つきの悪いバイクに乗ってて嫌だったのが「下り坂で、見通しの悪いT字路」。家から出るときに必ず通る必要があって、毎回緊張した。

あと真ん中だけ盛り上がってて左右が凹んでいる状態の道路で信号待ちをするときね。わだちの中に足を付く状態というのかな。

足つき悪いバイクでこうなるとビビる
足つき悪いバイクでこうなるとビビる

こういうとき。事前に凹みが見えてれば大丈夫だけど、気づかなかったときが怖い。もともとつま先立ちのところにこれが来ると超絶ビビる。例えば両足ベタ付き&軽量だったジクサー250ではこういった不安を感じたことは一度もなかったけど、タイスポはこういったシチュエーションで冷汗かいたことが何度もあるんだなこれが。

歩道に乗り上げるときの段差とかも足つきが悪いとその都度地味に緊張する。

クラッチが重い

クラッチの重さもずっと気になってた。一応アシスト&スリッパークラッチが入っているはずなのにやけに重い。普通に乗ってるときはなんともないんだけど、渋滞のときが厳しいんだよね。

というかタイスポよりT100の方がクラッチが軽いなんでだよ。あっち900ccだぞ。

他にも細かいところはいくつかあるけど、細かすぎるので割愛。で、一番大きかったのが…

俺の性格の問題

これは完全に俺の性格の問題でトライアンフが悪いわけじゃないんだけど。

もともと初代のタイスポ660にはクイックシフターは標準ではつかず、オプションで追加する必要があった。約5万円。本体のメーターとスマホ連携ができるようになる「MY TRIUMPH コネクティビティユニット」も同様にオプションで、こっちは4.5万円くらい。そしてクルコンはついておらず、オプションにも存在しなかった。

それがたった3年後、というか俺が買ってから1年ちょいで、クルコンに対応したばかりか初期装備に含まれ、さらにクイックシフターやスマホ連携まで標準装備になり、コーナリングABSにも対応し、おまけに走行モードは従来の「ロード」「レイン」に「スポーツ」を加えた3種類に増加(これは正直どうでもいい)と大幅な改良を遂げて、お値段据え置き

すごいけど、それ以前のモデルを持ってる俺としてはテンション下がるよ。ダメ元で「有料でいいから旧モデルにクルコンを後付けできないか?」と確認したが、無理とのこと。ダメ元だったとはいえテンションさらに下がるよ。

この少し前に新型660とほぼ同等の装備で排気量をアップしたタイガースポーツ800も発表されていて、もし660買う前に出てたら確実にこっちにしてただろうな〜って思ってて少なからずダメージを受けていたところに、追い討ちをかけられた感じ。

当然トライアンフが悪いわけじゃないし、嫌いになってもいない。現にこうして同じトライアンフのバイクに乗り換えている。

価格据え置きで装備がめちゃくちゃ追加されるって、何でも値上がりするこのご時世に反して実質値下げしてるわけで、とんでもないと思う。外車なのに国産車とタメを張れる価格設定なのも意味わからない。日本市場に対する本気度が伝わってくるし、タイスポはいいバイクなのに街中で全然見ないのでもっと売れてほしい。

800にしたって、660のタイスポがどう考えても日本で売れているはずがないのに日本に投入してくれた決断力はすごいと思う。

でも俺的には800の発表と660のモデルチェンジは結構ショックで、気持ちがガクッと冷めてしまった。その頃からだもん、カワサキプラザ見に行ったり、ボンネビル試乗しだしたの。

繰り返しになるけどこれは俺の性格の問題で、そんな事は気にせず今のバイクを楽しく乗ればそれが一番いいんだし、どんなバイクもいつかは旧式になることはもちろん理解はしてるよ。これから買う人より1年以上も先に乗って楽しめたじゃないかという意見もわかる。でも800や新型660が輝いて見える一方で、俺の持ってるタイスポの放つ光が急に鈍って見えるようになっちゃったのも事実だから…。

ボンネビルだってもしかしたら近いうち大幅に改良されるかもしれない。でも今回は最初から型落ちモデルを買っていて、さらに中古なので最初から割り切れているというのがある。

でもそれ以外は気に入ってたよ

それ以外の部分の多くは気に入ってたし、今でも魅力的に感じてるよ。

タイガースポーツ660 最後の勇姿
タイガースポーツ660 最後の勇姿

どれだけ乗っても疲れない超絶楽なポジジョン。効果抜群のクソデカスクリーン。大きめのタンクと長い航続距離。見やすいミラー。効きの良いリアブレーキ。ヘルメットのあごひもを短時間かけとくのにちょうど良いグラブバー。簡単に脱着可能で大容量のサイドパニア(オプション)。渋滞で左手が疲れたときだけお世話になってたクイックシフター(オプション)。

自信を持って人にお勧めできるバイクだと思う。特に新型はね。色々ついてるしね、装備が!!ずるいな!!!いいけどねもう。

T100にした理由

今回はたまたま試乗車の中古が出てたからうっかり買っちゃったけど、それ以前から気にはなってて色々調べてはいたんだ。

ボンネビルT120

T100を買うときの最大のライバル車種は、もちろんT120。ただ、両方とも複数回の試乗をした結果、もし俺が乗るならT100だな…と思っていた。

まずミッションがT120だと6速、T100だと5速なんだけど、実際に試乗したところ5速であることによる不都合は感じなかった。まあよく考えたら全体を5で割るか6で割るかの違いでしかないんだから。

また、T100にはT120と違ってライディングモードを切り替える機能がない。これは明確に劣る点ではあるけど、考えてみるとタイスポにもモード切替はあったにもかかわらず雨が降っても「レイン」に変えるの忘れて「ロード」のまま走ったりしてたので、実はモード切り替え全然使ってなかったなって事に気づいた。もちろん無いよりあったほうがいいんだろうけど、T100を選ばないほどのマイナスにはならないというか。ただ右メーター液晶にずっと「ROAD」って出てんのはうざいので消して欲しいと思う。

結構気になったのが重さで、T100とT120はカタログ上8kgしか違わないはずなんだけど、乗ってみると思ったより違いを感じた。もしかしたら数値を知っているが故のプラシーボなのかもしれない。でも跨って車体を起こすとき、カーブを曲がるとき、T100の方がやっぱり軽く感じたんだよね。

スピードツイン900

なので最初はもっと軽いスピードツイン900も考えてて、旧型も新型も試乗した。

まずモデルチェンジ前のはあまりにもシート高が低すぎて、足の窮屈さが気になる。

新型はボンネビルと大差ないくらいの足つきになってたのでそこは個人的にはよかった。しかし走ってみると割と前傾気味のポジションになってて、あまり好みではなく今回は除外した。メーターがトライデントと同型だったのは慣れてるから使いやすかったけどね。

W800、MEGURO K3

Z900RSは4気筒なので今回は除外。

2気筒でクラシカルなルックスのW800とメグロは一応候補には入れてた車種。排気量も近く、価格帯も同じくらいのラインで、車重も近い。なによりトライアンフよりカワサキプラザの方がうちから格段に近い!

ただこれは完全に主観で、趣味で…※個人の感想です。なんだけど、実車を見てみたら、単純に見た目がボンネビルの方が好きだった。カワサキをくさすわけではなく単純に好みの話。フォルム、色、それにタンクの赤白のカラーの境に手書きされたピンストライプ…ボンネビルの方に魅力を感じた。

乗ってみた感想

試乗で何回か乗ってるけど、ついに自分のものになったんだと思いながら乗るT100は格別に気持ちが良い…。

とにかく足つきがバッチリで、両足ベタづきの安心感がたまらない。信号待ちで左足つく度に「そういえば低いんだった」とニコニコしてしまう。うーん…最初からこっちを選ぶべきだったのかな。俺は。

ガニ股にならずにニーグリップがしやすい自然な形なのも乗りやすい。

重心が低いせいなのか、重さもあまり気にならない。ガソリン満タン状態で跨って車体を立てるとき、軽いはずのタイスポのほうがよっこらしょ感があった。

そしてなにより見た目が良すぎる。タイスポのハーフカウルもかっこよくて気に入ってたけど、それとは全く別のべクトルでやっぱ抜群にかっこいいわ。これぞオートバイといった感じで飽きない。丸目一灯はいつの時代も常にかっこいい。そして色も良い。全部良い。

またネイキッドなのでタイスポより圧倒的に風を浴びることができて夏は涼しい。だから今のところは気持ちいい。タイスポのスクリーンは下げても風を防ぎすぎるから夏は暑いんだよね。

問題は冬。あのクソデカスクリーンには冬場大いに助けられてきたから、T100にもスクリーンを付けたくなるのか、あるいは我慢するか…。見た目はスクリーン無い方が圧倒的に好きなんだけど。その時になったら考えるか。一応防風シャツや防風ジャケットは持ってるし、電熱グローブも電熱靴下もグリップヒーターもあるし…でもスクリーンの効果も嫌というほど実感してるんだよな。

つけたもの

前述の通り、純正オプションのクルコンとグリップヒーター、それとエンジンガード(ドレッサーバーという名目らしい)。

あとはタイスポからの移植となるETC、ドラレコ、2口のUSBケーブル。まずはこの状態で帰宅した。

翌日、これまたタイスポから外しておいたシートバッグ、プレートフック、スマートモニターを改めて装着。さらにあらかじめ買っておいたキジマのヘルメットロックもつけた。

もろもろ装着後
もろもろ装着後

高いお金を払ってつけたタイスポの純正サイドパニア、結局数回しか使わなかったな。真面目に使ったのは掛川に行ったときだけ。特に帰りにおみやげを買うときに重宝した。それ以外だと、羽田空港でお菓子を大人買いしたときくらいかな…。

もともとスクーター以外であまり買い物しないし、今使っているシートバッグが優秀でちょっとした荷物ならなんとか入ることもあって、パニアの出番が本当に少なくて全然活かせてなかった。

タイスポのパニア自体は脱着が簡単だし、大容量だし、おすすめオプションだよ。単に俺の使い方では活躍の場がなかったってだけ。

なので、T100にはパニア用のレール等はつけず、とりあえず今のシートバッグをそのまま流用して、しばらくはこれでやってみようと思う。本当はもっとクラシカルな見た目のシートバッグがいいんだけど、まだまだ使えそうだし、もう少しボロくなるまでは今のままでいいかな。

その他

元々うちの車庫はロードバイク用だった影響でそこまで広くないので、ちゃんと入るか心配だったけど、なんとか大丈夫だった。全長がタイスポより100mm長いってことは事前に調べてて、計算上は入るはずなのは確認してたけど、実際に入れてみるまでは不安だった。入ってよかった~。

横幅も車高もT100の方がコンパクトなので、その点では圧迫感も減って、前より若干ゆとりができたかもしれない。