Runkeeperをしばらく使ってたんだけど、ずっとある不満があった。
別の記事でも書いたけど、「音声アナウンス」と「iPhoneのホーム画面の3D Touch非対応」、それに「過去ログの見づらさ」。これが何年経っても一切改善されない。
さらに「Webサイトの使いづらさ」。ここでもやはり過去ログが使いづらい。まあWeb版自体が使えなくなったRuntasticよりはマシだけど…。
で、以前から興味はあったけどデータ移行が面倒で避けてきた「Strava」をいよいよ使ってみようかなという気になった。Webサイトが圧倒的にRunkeeperより使いやすそうだし、アプリも3D Touchに対応していていい感じ。過去ログも見やすそう。
で肝心のデータ移行はというと、なんと「tapiriik」という超便利サイトがあった!
- tapiriikにアクセスし、「Runkeeper」と「Strava」を選択してそれぞれアカウント認証する。
- 丸い矢印の同期ボタンを押す。
- 「Recently Synchronized Activities」の「All Activities」で同期状態を確認できる。
めっちゃ簡単だぁー!!
ただ、俺の場合は2008年からのデータ(Edge 705で保存したログなど)を含めて1000件近くあるので一回では終わらなかった。APIのアクセス回数制限か何かでしょっちゅうエラーになり処理が止まってしまう。そのたびに再実行したり認証をやり直したりして、結果的に3日くらいかけてようやく全データを移行できた。
しかし!実はそれだけでは終わらなかった。
俺はSNS的使い方をしたいわけじゃなくて、自分だけ見られればいい、というか人に見せるつもりがないのでStravaでいうところのプライバシーコントロールの公開範囲を「自分のみ」として保存したいんだけど、移行直後は全ログが「全員」に公開となっていてこれを直す必要があった。
詳しくいうと、Runkeeperでは「Activities=Everyone」、「Activity Maps=Just Me」にして、「何km走ったかとかは見えるけどマップは非表示」という状態にしてたんだけど、Stravaではそこまで細やかな設定ができないようで、「Activities=Everyone」の設定だけ引き継いでしまったため全アクティビティが公開状態になってしまったらしい。
「プライバシーゾーン」設定で「自宅近くのアクティビティは非表示」とかはできるんだけど、家の近くとか遠くとか関係なく全てのマップを非表示としたい場合は結局アクティビティ自体をプライベートにするしかないようだった。
ところが、なんと一括で修正できる機能がついてない!かといって数百件のデータを一件一件直していくのはいくらなんでもつらすぎる…。
というわけでTampermonkey用のスクリプトを作って強制的に変えてしまうことにした。
これを有効にしてから「My アクティビティ」にアクセスして、ページ送り「→」をポチポチやって全ログ変更完了。これでひとまず移行は終わり。
とりあえずしばらく使ってみて、合わなそうならRunkeeperに戻そう。その時もtapiriikを使えば簡単そうだし。