LINE着せかえも作った

LINEスタンプに続き着せ替えも作成したのでそれのメモなのであった。

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角栓くんとは?

イラストソフトは引き続き「メディバンペイント Pro」 を使用する。

はじめに

やはりガイドラインに目を通しておこう。

制作ガイドライン - LINE Creators Market
審査ガイドライン - LINE Creators Market

必要なファイル

詳しくは 制作ガイドライン(詳細) を参照。

基本的にはiOS用とAndroid用をそれぞれ作る必要がある。スタンプに比べて二度手間になるので結構めんどくさい。

画像ごとの注意事項や制約も多くて、なかなか大変。
そのせいか(?)スタンプよりも価格が高い。設定できる最低金額が360円からとなっている。

一応公式から作成用のテンプレートが配布されているので、それらを使うと多少は楽になった。

LINE Creators Market に登録する(※初回のみ)

省略。スタンプの時のを参照。

着せ替えの登録

左サイドバー最上部の「新規作成」→「着せ替え」を選択して、新規登録画面を表示し、各種情報を入力する。

新規登録
新規登録

着せかえ詳細

タイトルと説明文を入力する。スタンプと違ってタイプの選択がない。

英語情報は必須で、追加で多言語(日本語など)の情報を設定する。Google Play ストアへの登録と大体同じ形式。

販売情報

作者名、コピーライト表示、販売エリアなどを選択する。スタンプと違ってカテゴリの選択欄がない。

ライセンス証明

スタンプ同様、URLだけ設定した。

いったん保存する

画像は後で登録できるので、一旦各種情報を記入した時点で一度「保存」をしておくのがおすすめ。

画像のアップロード

必要なファイルを一つのzipファイルにまとめてアップロードする。もちろん個別アップロードもできる。

スタンプと異なりほぼすべての画像に対してサイズの指定があるので、サイズ違いの画像などはエラーとなって登録できない。

カラースキンの選択

全体的な色味を選択する。画像にマッチしたものを選ぼう。

販売価格の設定

着せ替えの相場は360円。なので無難にそれにしておこう。ちなみにそれ未満の金額は選択できない。

※ 販売地域を日本以外にするともっと安い価格の設定ができるらしい。

表示確認

カラースキン選択時、画面下部にプレビューが表示されるので、それを見ながらいろいろ確認や調整をしよう。

申請

一通り確認し終えたら、審査のリクエストを行う。

俺の場合は、木曜日に審査リクエストを出して翌週月曜にリジェクトされた。結果が出るまでにまるまる一週間かかっておらずスタンプより早かった。

スタンプ同様、リジェクト時は引っ掛かった画像やその理由などを教えてくれた。

リジェクトされたら修正して再申請

今回は「スプラッシュ画像」と「機種別メニュー画像」。

まず「a_23.png」は背景のみにしなきゃいけないところを、キャラも入れていたのでアウト。

でもこれ、おかしいんだよ。公式から落とせるテンプレの「a_23.png」、どう考えても背景以外にキャラが描かれてるじゃないかよ!なんとかしてほしい。

「機種別メニュー画像」の方は、「スプラッシュ画像の背景+ロゴ+キャラ」を縮小したものでなければいけないのに、「a_23.png」の背景キャラを消していたのでアウト。まあ、これはこっちが悪い。

で、その時の注意文に「スプラッシュ画像(背景、ロゴ+イラスト)」を各サイズに縮小して制作してください」とあったんだけど、それだと空欄めちゃくちゃ出ちゃうしアスペクト比もおかしくなるんだけど本当にそれでいいのか?間違ってない?

実際、表示例を見ると全くそんなことにはなっておらず、縮小かつトリミングされているように見える。なのでそうした。

というわけでその日のうちに対象の画像のみ修正して、その画像だけ改めてアップロードをし直し、再度リクエスト。また審査待ちからやり直しである。

審査完了・承認

再申請から一週間後、審査完了&承認された。

結局「機種別メニュー画像」は「縮小後トリミング」で良かったらしい。紛らわしい。

ちなみにスタンプ同様、承認後は明示的に「リリース」を行う必要がある。

販売開始

偶然そうなったのか、タイミングが良かったのかは知らないけど、今回はリリース直後にストアに反映された。

というわけでここで作業は終了。

ちなみにスタンプ同様、作者といえども有料で買う必要がある。も~。

感想

はっきり言ってスタンプとくらべると結構めんどくさかった。また、セリフを考えたり、いかに使ってもらえるか、いかにネタを混ぜるかなどといった工夫をできる余地があまりなくて、作業が楽しくない。

価格も360円(150コイン)と一般的なクリエイターズスタンプの3倍もすることもあって、いかにも売れなさそう。

作るのに苦労するわりには見返りがなさそうだな、という感じ。