主に通販で買う必要があるプロテインなど。
もくじ
もくじ
アルプロン ホエイプロテイン
概要
低価格でプロテインを販売しているアルプロン。WPIとWPCの両方を扱っているけど今回買ったのはWPCの方。
溶けやすさ、泡立ち
溶け具合は非常によく、公式サイトで「スプーン2杯(20g)に水80ccの比率で」と言っているだけのことはある(でもその分量だと味的に濃いんだけど)。
そのせいか、この会社で出してるシェイカーも他社のものより小さめにできている。安いし、コンパクトでかさばらず、洗いやすいので結構便利。
泡立ちについては…かなり泡立つ。買ったのはプレーンだけなので他の味ではわからない、けど、多分泡立つ。
粉の感じはかなりサラッとしていて黄色みが強め。
味
プレーン、チョコレート、ストロベリー、カフェオレ、バナナ、キャラメルの6種類。
- プレーン
- 香りは完全に粉ミルク。ただ、水に溶かして飲んでみたところ強烈なミルク感というほどでもなく、十分飲めるくらいのあっさり感はある。
- インスタントコーヒーと混ぜてカフェオレ風にして飲むつもりだったのでむしろ拍子抜けした。
他の味は飲んでいないので不明。
感想
アルプロンのWPCは、どの味も多少割高にはなるものの250gという試しやすいサイズで売っていて手を出しやすいのはありがたい。Amazon以外にドンキホーテとかでも手に入る。
低価格なのも魅力。Amazonは価格がしょっちゅう変動するので何とも言えないけど、安い時は一食20g換算で50円を切ることすらある。
ちなみに、アルプロンのWPIの方はAmazonのレビューで散々叩かれまくっていて今回は見送ったんたけど、どうも一時的に品質が悪くなっていた時のレビューが影響しているらしく、今は元の品質に戻っているとのこと。価格もWPIとは思えないくらい安い。ただしこちらは250gでの販売はしておらず1kgから。
ファイン・ラボ ホエイプロテインピュアアイソレート
概要
高品質を謳っているプロテイン。WPI。
溶けやすさ、泡立ち
フワフワの粉末がいかにもよく溶けそうで、そして実際に非常に溶けやすい!
アルプロン同様、粉20gに水80ccという無茶な作り方でも一つもダマにならずにしっかりと溶ける。
泡立ちも少なめで、混ぜて比較的すぐに飲めるのもありがたい。
味
プレーン、ミックスフルーツ、メロン、ストロベリー、ミルクココアの5種類。プレーン以外のものは人工甘味料で甘く味付けしてある。
- プレーン
- ザバス プロ クリアプロテイン と比べると、ミルク感がかなり薄まっていて、こっちの方が「スーパークリア製法で水のような透明感」に感じるレベル。
- もちろん無味無臭というわけではなく、ミルク風味があるにはあるけど、SAVASと比べると「粉が溶け切ってないのかな?」と不安になるくらい味が薄い。(濃く作れば当然それなりの味にはなる)
- かなりスッキリ感のあるプロテイン。
- ミックスフルーツ
- いわゆる香料を使ったフルーツ牛乳風味。オレンジ・リンゴ・パインのジュースパウダーが入っているらしいけど、それとは別に入っている香料の方が効いているのか、時々トローチのような味にも感じた。
- 個人的には苦手な味。(銭湯とかで売ってるフルーツ牛乳は好きなんだけどな)
- メロン
- こちらもメロンジュースパウダーと香料が入っている。
- メロンソーダのような「ワザとらしいメロン味」ではなく、果汁入りメロン飲料のような味。スイカバー、メロンバーみたいな味。
- 水より牛乳でった方がおいしい。
- ストロベリー
- 紙パックで売っているイチゴミルクのような味。水で溶かした場合はあまりおいしくない。
- こちらも果肉パウダーとは別に香料も入っているため、本格的なイチゴミルクというよりはオモチャっぽい味になってるのかな?
- ミルクココア
- 牛乳に溶かせば、プロテインであることを隠して飲ませてもバレないであろうほど完全にココア味。
- ココアパウダーの比率がそれなりに多くおいしいかわりに(?)、他の味に比べてたんぱく質が少なく、カロリー・脂質・炭水化物が多くなっている。成分的には少し損してる。
感想
サイトの説明を読む限りではかなりのこだわりを感じるし、非常に溶けやすいし、なによりプレーン味の癖が少なく非常に飲みやすいのがいいね。
同じWPI製法であるSAVAS プロ クリアプロテインの半額近いのに、筋トレ界ではこれでもまだ高価という扱いらしい。
確かにもっと安い製品はあるけど、品質を考えると全く高いとは思わないな。
※ 2019/1/31 追記:
「ファイン・ラボ」の品質が超絶劣化したのでそのことを書きました。
ファイン・ラボ ホエイプロテインコンプリート
概要
こちらはWPC。さらに、ビタミンやミネラルなどが配合されている。
溶けやすさ、泡立ち
ピュアアイソレートに比べると若干ダマになりやすい。とはいえこれでも十分溶けやすい。
泡立ちはザバスよりは少ない。
味
プレーン、キャラメルラテ、ピーチオレンジ、プレミアムバニラの4種類。プレーン以外のものは人工甘味料で甘く味付けしてある。
- プレーン
- WPCなだけあってWPIと比べると割としっかりミルク感のある味。水で溶いても濃いめに感じる。
- キャラメルラテ
- 原材料にちゃんとインスタントコーヒー、キャラメルパウダー、練乳パウダー等が入っている。
- 牛乳で溶かすとそれっぽい味になり、飲みやすい。
- ピーチオレンジ
- オレンジよりもピーチの方が強い。オレンジは果汁パウダーは入ってるけど、ピーチは果汁パウダーではなく香料での味つけだからかもしれない。
- 意外と、ホエイプロテインピュアアイソレートのミックスフルーツ味よりもこっちの方がフルーツ牛乳っぽかった。
- 水で溶かしてもそれっぽい味になる。
- プレミアムバニラ
- いわゆるバニラシェイクの味。牛乳で割った方がおいしい。
感想
こちらはWPC製法。かつ、ビタミンやミネラルなどが配合されているタイプ。
同じWPC製法の「SAVAS ホエイプロテイン100」と実売価格はほぼ同じ、というよりAmazonでの販売価格でいえばSAVASの方が安いこともある。
WPIと実売価格があまり変わらないのと、後述のイーライフと成分的に大差なさそうなので、より安いイーライフの方が魅力的に映る。
イーライフニュートリション ホエイプロテイン
概要
ファイン・ラボ ホエイプロテインコンプリート同様、ビタミンやミネラルなどが配合されているタイプのWPC。
(2021/12/2 追記: もう店がなくなっている様子。)
溶けやすさ、泡立ち
「溶け易くするための加工はしておりません」とあるので不安になるけど、実際は溶けやすい。ただ他の味に比べてチョコレート味のみ溶けにくく、ダマが結構残った。ココアパウダーやクリーム加工品のせいじゃないかなと思ってる。
泡立ちはまあまあ。こっぴどくはない。
味
プレーン、トロピカルミックス、チョコレートの3種類。プレーン以外のものは人工甘味料で甘く味付けしてある。
- プレーン
- これまたWPCなだけあってミルク感のある味。ファイン・ラボのWPCと似ている気がする。
- トロピカルミックス
- オレンジとパインについてはパウダー入り、それ以外は香料での味付け。
- ファイン・ラボの物と比べると果汁感や甘さが控えめ。水の量は同じにしたのに、少し薄く感じる。
- チョコレート
- 牛乳で溶かしてみたところ、おいしいけどダマになりやすい。
- 好みでいえばファイン・ラボのWPIのミルクココア味の方がおいしい。
感想
価格は、定価ならSAVAS ホエイプロテイン100(WPC)の半額近く、実売価格ではSAVASの2~3割引きといったところ。ビタミン・ミネラル含有タイプにしてはかなり安い。
サイトにある説明を読むと、WPIとWPCの違いはあるものの、全体的にファイン・ラボと似た工程を辿っている。粉末もふわっとしていてよく似ている。
WPCならファイン・ラボのコンプリートよりこっちを選ぶかな、安いし。ただ最小サイズが2kgからなので、いつも1kgで買っているぼくちゃんとしてはちょっぴり困りもの。
Amazonでも一応買えるには買えるけど送料かかるしラインナップが貧弱なので、実際は公式サイトから買うしかないかもしれない。別途送料がかかってしまうのが残念。
NICHIGA ホエイプロテイン100 造粒品
概要
ニチガはWPIも取り扱ってるけど今回試したのはWPCの方。
「造粒品」は溶けやすいよう加工されているもので、無加工のバージョンも販売されている。造粒品でない方はなかなか溶けにくいらしい。
他に「W80」というWPCの取り扱いもあるけど、特にどこがどう違うとか差別化されているわけではない様子。単に原産国や原料が異なる(そのせいで細かい成分が異なる)くらいの差しかないのかもしれない。値段もほぼ同じだし。
溶けやすさ、泡立ち
確かに溶けやすい。勝手に顆粒状のものを想像していたけどそんなことはなく普通に粉末。泡立ちも比較的少なめ。
サラサラというよりフワフワした粉で、結構黄色みがかっている。
味
プレーンのみ。
「口当たりの良い豊かなミルク風味」とあるけど、今回取り上げたプロテインの中では一番クセが強いと感じた。飲んだ瞬間は「意外とさらっとしてるな」って印象だけど、後味が独特。インスタントコーヒーやミロと混ぜて飲んでも後味でわかる感じ。
感想
500gから販売していて手を出しやすい。しかも1kgのものより少し割高になるにも関わらずそれでも相当安い。メール便で買えるのも地味にポイントだと思う。
味はクセがあり好き嫌いが分かれそう。ぼくは最初は何ともなかったけど飲み切るころには後味の風味が苦手になっていた。
それから、この商品には 計量用のスプーンが付属してこない ので注意。他のプロテインのやつを使うか、もし無ければ100円ショップとかでプラスチック製のレギュラーコーヒー計量スプーン(10g用)を用意しておくのがおすすめ。
540プロジェクト 540ソイプロテイン改
(※ 2018/01/12 追加)
概要
大豆が原料の「ソイプロテイン」。
一度試してみたかったんだけど、無添加であることと、価格の安さ、レビューの点数がいいことなどを考えてこの「540プロジェクト」をチョイスした。
以前は10kg入りでしか売ってなかったらしい。それじゃさすがに買えないところだった。今はこのように1kgで売ってくれている。
溶けやすさ、泡立ち
はっきりいって、これまでに試したもののなかで一番溶けにくい。ソイプロテインは溶けにくいんだろうか。
水を多くするとダマになりやすく、かといって少なすぎるとドロドロと粘度が高くなってしまうというジレンマ。
一度少なめの水で思いっきり振り、ある程度溶けたところで水を足して少しサラっとめにして飲む、というのがおすすめ。こうすればダマにもなりにくく、粘度も抑えられて飲みやすくなる。
泡立ちは意外と少なめ。
味
Amazonレビューには「クセがない」「豆乳みたい」というレビューが多数なので期待して買ったけど…
まっずい!!くさい!!!
豆乳の味だとか書いてるヤツがいるけど、調整豆乳には遥かに及ばず、それどころか無調整豆乳と比べても全然違う味。というか豆乳好きなはずの俺がまずく感じるくらいの味。
大豆臭、といってもきな粉みたいな味ではなく(むしろきな粉味ならおいしく飲めたろうに)、いわゆる「大豆ミート」みたいな味。
それ以外だと、玄米を精米したときに出る「ぬか」(ぬかみそではなくぬかの粉末、小麦で言えばふすまの部分)の味が近いかもしれない。
少なくともクセ自体はめちゃくちゃあるだろ!!それをおいしく感じるどうかは人ぞれぞれだとしても、「クセがない」とか書いてるヤツはどんな味覚してんだ!?
水に溶かしても粉っぽさが全く消えず、前述の通り粘度も高くドロッとしているので、物理的にも飲み下しづらい。
感想
1kg全部飲み切ったときの達成感だけは半端なかったね!!もちろんリピはありえない。
バルクスポーツ ビッグホエイストレート
(※ 2018/12/17 追加)
概要
人工甘味料を使用しておらず、かつ味付けのしてあるプロテインを探して見つけたもの。砂糖、脂肪分、合成香料、着色料、乳化剤を一切使用していないのが売りらしい。
甘味料はステビアを使用。価格も安く買いやすい。
溶けやすさ、泡立ち
十分溶けるけど、溶けやすさを売りにしているものと比べると溶けにくい。「ちゃんと振れば溶けるけど、特に溶けやすくて感動するというほどではない」って感じかな。まあ普通に使うぶんには問題ないレベル。
消泡剤などは入っておらず泡立ちは結構ある方。ぬるま湯でも泡が出る。諦めたほうがいい。
味
ガーナチョコレート、ブラジルコーヒー、宇治抹茶の三種類。
- ブラジルコーヒー
- 「水で溶かすだけでコーヒーとミルクの風味が混ざり合いまるでラテのような味わい」とあるけど、薄めに作ると苦味が強調されるうえコーヒーやミルクの風味も薄まってしまい「ラテの水割り」みたいな味になり非常にまずい。できれば濃い目で作るのがおすすめ。
- でもコーヒーパウダーもステビアも量が控えめのようで(メインはプロテインだからね)、実は濃い目に作ってもそんなに濃い味にはならないし甘さも控えめのまま。
ガーナチョコレート、宇治抹茶は飲んでいないので不明。でも宇治抹茶は近いうち試してみたい。
感想
フレーバー付きで人工甘味料未使用のものは少ないので貴重。ステビア独特の味が気にならないのであれば結構おすすめ。
あと味の評価じゃないけど付属のスプーンがメチャクチャ使いやすい。 柄が長いのもいいし、それに幅が狭くて口の細いタンブラーなどにも入れやすいのもまたいいね。
たとえばファインラボの付属スプーンなんかは幅が広すぎて細めのタンブラーの口には入らなかったりして非常に不便なんだなこれが。
というわけで、飲みきってもスプーンだけ捨てずに取っておいて他のプロテインに使うつもり。単品で売って欲しい。
次ページでは、俺がどれを選んだのかを紹介。