Inscryption のプチ攻略メモ

はじめに

Steamのセールで買った「Inscryption」を(一応)クリアした。

Inscryption
Inscryption

感想とかを書こうと思ったんだけど性質上どうしてもネタバレが避けられないのと、ネタバレが一番このゲームをつまらなくするので非常に書きにくい。というかこうして「未プレイの人はネタバレを見ないように」と書く事自体がネタバレの一環なので本当はそれすら書くべきではない。例えるなら映画「シックス・センス」で冒頭に「この映画には秘密があります。映画を見ていない人には決して話さないで」みたいなテロップを出してるのと同じ。これがとんでもない愚策で、このせいで逆に色々探しながら観る羽目になってしまい中盤で完全にタネがわかってしまうし謎解きに気を取られてしまってストーリー本体が楽しめなくなってしまった。なのでシックス・センスはクソ。同じ手法を採用している「シベリア超特急」は許す。なぜならシベ超の場合は考察に意味がなく、テロップを出したところで面白さが半減しないから。気になる人は観て。

つまりこうして書いてるこの記事もクソなんだけど、今回はカードゲームのちょっとした攻略のようなものを書いていこうと思う。というのも序盤は初期手札も道中で手に入るカードもランダムなローグライク型になっていて、道中で数体のボスが出てくるんだけどいくら一人目、二人目のボスを倒してもその先で負けたら最初からやり直しになる。手に入れたレアカードや強く育てたカードも没収。オレはこの手のゲームに慣れていないせいで、話を進めたいのにカードゲーム部分で足止めされたということがあったのでそれの攻略法をほんの少しだけ…しかしたったそれだけでもネタバレになるのがこのゲームの語りづらいところだ。

というわけで極力核心には触れないようにはしたけど一切触れないのは無理なので、なるべくなら以下の記事は見ないでください。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

ACT1

一回の負けが重いので一番きつかったパート。

前提として、あくまで対戦ゲームではなく一人用ゲームなのでカードバランスは適当と思われる。真面目にやろうとするとカードゲーム初心者に厳しいけど、強カード作って一点突破するとかでなんとかなるようにはできている。

ライフを5点先取すれば勝ちなので、極端な話「攻撃力2で3方向攻撃」や「攻撃力3で2方向攻撃」などの「1ターンに5点与えるカード」を作りさえすればほとんどのバトルに勝てる。なるはやで引きたいのでできる限りデッキの枚数は少なくする(いわゆる圧縮)。コストも少ないほうがよく、1であれば初手でリスを生贄にして出せるので引きさえすれば確実に勝てる。

具体的には「マンティスゴッド」を焚き火で攻撃力+1(もしくは「カマキリ」を+2)してやったり、他の低コスト高火力キャラに2方向・3方向の印を継承させたりすればいい。運良く死のカードでいいのが作れればそれでもOK。オレの場合は「コスト0、3/4」の死のカードを作れたのでそれを引き、道中で3方向攻撃を継承させてそのままクリアまでいけた。

ナイフとペンチを使えばカード無しで5点与えて勝てるので、引きが悪いときは一度だけそれでしのげる。

ACT2

手持ちカードにランダム性がなくなり自力でデッキを構築できるのと、負けたときの再戦が楽なのでACT1よりはるかに簡単だった。

いろいろ試した結果最初は技術デッキを選択するのが良いと思う。他のデッキはすべてカードを使って自力でマナを生み出す必要があるので手持ちの少ない序盤はジリ貧になりがちなのに比べ、このデッキは「エナジーが毎ターン回復し、最大値が1上がる」というハースストーンタイプなのでマナ管理が簡単でカードを出しやすい。そのぶん攻撃力が全般的に低く設定されているので「序盤は防御に徹し、エナジー最大値が上がってきてからやっと火力が出せる」という持久戦になる。

なぜかロボのカードを生贄にしても血になるし死ねば骨も生まれるので、他デッキのカードが増えてきたら動物系やアンデッド系などを混ぜるとリソースを効率よく使えて貧弱な攻撃力を補える。そうなってくるとロボ系のコスト4~6のカードはほとんど使わなくなったのでデッキからは外した。

ここでぜひ使いたいのが「ウロボロス」。倒されても手元に戻ってくるというカードだけど、なぜか「死ぬたびに+1/+1される」という性質を持つ。しかもそのバトル限りの効果ではなく永続。つまり負けつつもウロボロスを育て続けることでどんどん強化されていき、コストはそのまま…という、おそらくカードゲーム初心者救済カードになっている。

ACT1だと手に入るかどうかは運なのでいまいち育てられないけど、ACT2はデッキに組み込めば毎回使えるので育成が簡単。

「墓荒らし」を場に出した状態で骨が2あれば「骨2を使って骸骨2体を出す」→「骸骨2体を生贄にウロボロスを出す(骨+2)」→「ハンマーでウロボロスを破壊(骨+1)」とすることで無限に繰り返せるので時間さえかければいくらでも強化できる(ついでに骨も1ずつ増えていく)。同時に「ネクロマンサー」も使えば効率がよくなる。また右下のボス(グリモラ)1戦目でウロボロスを場に出した状態で勝つと2戦目開始時に「コスト0、0/1のウロボロス」が自陣にやってくるのに加えて元のウロボロスも手札に帰ってくるので、コスト0の方は出し放題潰し放題になるわ、コスト0が死んだ時オリジナルのステータスもちゃっかり上がるわで圧倒的に効率がよい。ボス戦がいきなり育成場所になるというギャップも面白い。

スタッツを数百まで育てるとまず負けないし、オーバーキルでプレミアムもたまりまくるので全カード収集も楽勝となりヌルゲーと化す。ウロボロスはプレミアム8枚で交換できるのでそれを貯めるまでは実力でがんばる。

ACT3

負けるとチェックポイントまで戻されるが、逆に言えばそこまでしか戻されないのでやはりACT1よりは楽。

拘束が解かれて室内を移動できるようになったら、時計からコスト6「ウロボット」をゲットできる。これはなんとACT2までの「ウロボロス」のデータを引き継いでいるので、「6ターン目まで耐えてからウロボット」で大抵の敵を倒せる。またオーバーキルで金がたまりまくるので、これでお金を稼ぎまくってカードを強化しまくるとやはりヌルゲー化する。ちなみに星マークは連続撃破数ではなく持ち金で決まるらしく、攻撃力数百のウロボットなら一回勝つだけで三つ星になれる。この場合の欠点として「お金がたまりすぎるので負けたときの待ち時間が長い(お金が減っていく画面をスキップできないから)」がある。

ただし、隠しマップにいる菌学者は攻撃力が圧倒的すぎてそもそも6ターン持ちこたえることができない。ここだけは「低コスト5ダメージ」のカードで瞬殺する必要がある。以下のいずれかがおすすめ。

  • 左上エリアでオリジナルカードが作れるので「コスト1、攻撃力3」のカードを作成し、2方向攻撃の能力をつける(作成時につけなくても、後付けで良い)。これを引ければ初手で倒せる。
  • 「コスト2、攻撃力2、2方向攻撃」のカードを用意し、右下エリアでオーバークロックをつけて攻撃力+1。左下エリアでエナジーセルをつけ、またサイドデッキに青ジェムを入れる。
    • サファイア容器を出す→エナジーセルをつけたコスト2カードを出す、とすると初手で倒せる。
    • 「コスト2、攻撃力2」はオリジナルカード、もしくは室内のパズルを解くとゲットできる「孤独なウィズボット」を使う。これに2方向攻撃をつけておく。
    • オーバークロックをつけた状態でカードが殺されるとそのカード自体が手札から削除されてしまうので注意。カード自体が生き残っていれば試合に負けてもカードは残る。

こういうカードを用意できればウロボットを使わず勝てるようになるけど、揃うのは中盤~終盤になると思うのでそれまではウロボット戦法で進めるのがおすすめ。

感想

オレは音フェチなのでACT1の各種効果音がたまらなく気持ちよかった。瓶のカラコロという音、コマを進めるコトコトという音、カードや巻物をめくる音、木彫りのトーテムをはめる時のカチャ音…。

演出もよくゲームそのものも面白かったけど、どうしても詳しい内容を書けないので面白かったよとだけ。値段以上の楽しみは確実にあった。ベストゲームかと言われると違うんだけど…。人は選ぶと思うし。でも楽しかった。