2013年の街乗り化計画で変な自転車になっていったSCOTT CR-1 Team。
しかし便利な便利な馬蹄錠がつけられない。RaleighのCarltonはカンチブレーキ台座があるのでつけられるんだけどCR-1のキャリパーブレーキにはつけられないのに加え、こういうロードにも装着できるタイプの馬蹄錠も…
カーボンバイク独特のバックホークには対応しておらず無理だった。そもそもこういったステーやバックホークに締め付けるタイプのものはカーボンにはどのみち使えない。
そんなこんなで結局便利なRaleighを乗り続けてたんだけど、ちょっと自転車置き場のスペースを開けなきゃいけなくてどっちかの自転車を普段遣いから外すことになった。で、このままCR-1を引っ込めるのはもったいなさすぎるなということで、この機会に13年頑張り続けてくれたRaleighを一旦引っ込めて、本格的にCR-1を街乗りにしようとした次第。
馬蹄錠に関しては完全に諦めるほかないので、KryptoniteのU字ロック+ケーブルを使い続けることにする。
あと、どうしても必要なのがサイドスタンド。よくスタンドを付けず塀や壁などに立てかけた状態で駐輪してあるロードを見るけどオレはあれが嫌いで、地面に駐輪スペースの枠が書いてある場所でもそれを無視して壁際に停めたり、壁際が空いてない場合に他の自転車をずらして無理やりスペース作って意地でも壁際に停めたりということを実際に見たことがあり一言で言えばマナー違反だと思う。バイクラックが用意されているような場所であればスタンド無しでも問題ないけど、そうでない一般的な店に行くならマナーとしてスタンドは必須。どうしてもダサいと思うのであれば脱着可能なタイプにして、走行時は外しておき駐輪時のみスタンドをつければよい。
カーボンロードにはチェーンステーに取り付けるタイプのものはつけられないけど、こういうクイックのシャフトに通して取り付けるタイプのスタンドは付けられるのでこれはひとまず解決。うちのはクイックでなくスキュワーに変えているけどもちろん付けられる。
他にもボトルケージ用のマウントを使うタイプのもある。これでも大丈夫だとは思うけど肝心のスタンド部分が折りたたみ式のため都度組み立てが必要でさっと駐輪できずめんどくさそうなので今回はパスした。またレビューを読むとどうもスタンド自体が細く強度が弱いらしい。
ところでRaleighの方はというと、ばらして輪行袋に入れることも考えたんだけどそれはそれでかさばるし、もしまた乗りたくなったときにめんどくさすぎるので、縦置きで保管できるスタンドを新しく買うことにした。こうすればある程度のスペースも確保できそう。高さを活かすことでデッドスペースを少なくする収納術。
自転車置き場が半ば物置化してるし、自転車自体もいろいろと汚いけどそれは無視してほしい。とりあえずこんな感じで省スペースな保管ができる。
最初一台買ってみて、とても良かったのでもう一台買い足した。
台自体も簡単に組み立てられるけど、工具は付属していないので3mmと4mmの6角レンチを用意しておく必要がある。ただロードバイク乗りならマルチツール的なのを既に持ってることだろう。
一旦組み立てたら自転車を立てて前輪をストッパーにガチャっとかけるだけで固定されるのもいいし、前輪のストッパーを外すだけで下ろせるのでいざ使いたいときに楽そうなのがいい。また自転車をかけた状態で手で揺らしても倒れる気配がなく安定感がある。
値段はそこそこするけど省スペース化には確実に効果があるので困っている人にはおすすめ。