CR-1 Team 街乗り化計画 (1) カギ編

これまでのあらすじ

CR-1 乗らないのはもったいないから街乗りにしようかなと思ったのであった。

本編

さて、実際に CR-1 を街乗り用にカスタマイズしていくとする。

現在までの作業は

  • ペダルは SPD-SL のまま変更なし(普通の靴でも結構踏めるため)
  • クイックをやめてなんとかロードで買ったスキュワーに交換(気休め程度だけど少しでも盗られにくくするため)
  • バーテープを「Cannondale(キャノンデール) ハンドルテープ 3.5mm」に変更

これだけ。ここまでなら別に普通のことでなんともない。で、残作業は

  • カギ購入・取付
  • リアキャリア取り付け用のダボ穴付きシートクランプ購入・取付
  • リアキャリア購入・取付
  • 大きめのバッグ購入・取付
  • スタンド購入・取付

大まかにはこのくらい。この時点ではぼんやりと方向性を決めているだけで具体的にどうするかは決めていない状態。

今回はカギ編。

今までは「自転車から降りない」という最大の盗難防止策を採っていた(トイレ行くときのために小型のカギは持ってたけど)。しかし街乗り用というからには自転車から離れて店なり何なりに入ることも多くなる。強力なカギは欠かせない。

既に街乗り用として使っている Raleigh には、カンチブレーキ台座につけられる申し訳程度の馬蹄錠とABUSの多関節ロックを使っている。この多関節はそこそこの強度なのと、ボトルケージをひとつつぶすかわりに専用ホルダーを取り付けられるのに惹かれて買った。地球ロックもしやすいしなかなかいい。

まぁこの Raleigh の場合 SORA 8s(親指シフト)だったりフロントをトリプルに換えてあったりキャリアとバッグが邪魔で後輪はずしづらかったりクリートでガリッとつけたうっかり傷を自動車用のタッチペンで補修してたり(しかもミスで色がいまいち合ってなくて目立つ)装備品ゴテゴテだったり、たぶん泥棒が見てもそそられない自転車ではあるだろうから、ヘボいワイヤー錠でも無事でい続けるかもしれない。

で、最初は今回も同じ多関節をと考えてたんだけど、なにしろ高い。ABUS は円高の時に海外から買ったやつだから安く買えたんだけど…。安物の多関節は素手で破壊されるほど質の悪いものもあるしなぁ。

結局、強度と価格を考えると素直にU字ロックを買った方がいいのかなという考えになってきた。

ためしに Wiggle で検索してみると…おっ、まぁまぁ安い。いいかもしれないな。それでも ABUS はやっぱり高すぎる。

吟味した結果、一定の評価のある Kryptonite のうちサイズが大きめで地球ロックがしやすそうで、かつフレームに取り付けられるブラケットが付属しているという Kryptonite Series 2 を wiggle で購入。ホイール用&地球ロックが難しい時用としてダブルループケーブル KryptoFlex も同時に購入した。

しばらくたって無事到着。まるまる二週間かかった。こんなに遅かったっけ。

20131120_01

でかい(比較対象がないから写真ではよくわからんけど)。でもそれ以上にあまりの重さにびっくり。ブラケットは大丈夫だろうか、こんなもん取り付けたまま走って外れたり壊れたりしないだろうか。

とジェットシュウマイ食いながら隣の女の人を気にする井之頭五郎みたいに心配をしていたのだが、その心配は不要だった。

なんとU字ロック本体がでかすぎてフレームに干渉するためどこにも取り付けられない

大きめのものを選んでしまったせいか、どの位置につけてもはみ出したり収まりきらなかったりするし、ブラケットから外すときに勢い余ってフレームにガン!とぶつけてしまったらヒビでも入ってしまいそうなくらいの重量なので、素直にバッグか何かに携帯して移動することにした。ま、ループケーブルはもともとそうするつもりだったし。

怖いのは、U字ロック本体もしくはキーを忘れて出かけてしまうこと。なのでキャリアに取り付け予定のバッグに収納することにする。

重すぎてバッグ破れたりしないだろうか…。きりがないか。


続き