レスポンシブ対応の無料テーマ「Basic」を入れて色々設定したメモ。
Themify の他のテーマでも使えるよ(例えば「Simple」とか)。
2019/5/14
子テーマの作成 対応
- WordPress 4.3–ja
- Basic 1.5.1 (Themify framework 2.3.3)
日本語化
詳しくは公式サイト参照。
ちなみに言われたとおりにpoファイルを作ると設定画面の文言も含まれるため結構大量になる。実際に修正するのは画面上に表示される奴だけでも十分だし全部直してもいい。
また、注意点として、公式サイトでは以下の4つのキーワードを指定しろとあるけど…
- __
- _e
- _n:1,2
- _x
実は上記に加えて以下も含める必要がある。説明と違うじゃん!
- _ex
- _nx
- esc_html__
- esc_html_e
- esc_attr__
- esc_attr_e
また、結構べた書きされている文字列も多いため、100%の翻訳ファイルを用意しても一部は必ず英語のままとなる。意外と仕事が雑だな。
せっかく作ったことだし、 日本語化ファイル を用意したのでよければどうぞ。
カスタムCSS、カスタムfunctions.php
functions.php、style.css を修正したい場合はファイルに直接手を加えるのではなく「custom-functions.php」「custom_style.css」を同階層に作ってやれば勝手にそれを読んでくれる(functions.php、style.cssにそれぞれ書いてある)。これらはテーマをアップデートしても上書きや削除されずにそのまま維持されるので、できるだけこれらを利用してカスタマイズしたい。
※ 2019/5/14 追記
どうやらどこかの時点で方針の変更があったらしく、「custom_style.css」を使うやり方ではなくて「子テーマ」を作成しそっちにカスタマイズをまとめる方式になったらしい。
→ 子テーマの作成
CSSに関しては設定画面にカスタムCSSを記述する欄があるので、そこからでも設定できる。さらに画面の色など外観の多くの部分はBasicのカスタマイズ画面上で指定できる。
フィルターフック等で修正できる項目
公式サイトのドキュメントを参照。
WordPress デフォルトのフィルターフックと Themify のフィルターフックを駆使すれば結構細かいところも何とかなる。
しかも Basic 1.3.0(framework 1.7.4)からは「Hook Content」機能により、custom-functions.php をいじらなくとも設定画面上でフックにコンテンツを差し込めるようになってしまった。
その他テーマのカスタマイズ
ソースを直に修正するとテーマをアップデートする時に上書きされてしまうので、その都度修正する必要がある。また、修正後文字列に日本語を含める場合は文字コードを「UTF-8(BOM無し)」にすること。
設定画面の背景画像のパスを修正
WordPressの一般設定の「WordPress アドレス (URL)」「サイトアドレス (URL)」を変更しても、Basicのスタイル設定のところの背景用の画像のURLが修正されないままになってしまう(localhostで作業していたデータを移行するときなどに起きる)。
ドメインを変更する場合、記事や画像のリンクなどだけではなくここも忘れずに修正すること。
以下のSQLで検索した行の option_value 列の値のURLをすべて置換してUpdateすればよい。
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select * from wp_options where option_name = 'themify_background_presets' |
フォーラム
Themify の公式フォーラムは有料テーマ購入者のみ閲覧・投稿が可能。つまり無料テーマを使っているだけの人は、質問できないどころか見ることすらできない。書き込めないのはともかく見るのもダメってのは厳しい。しかも質問のタイトル一覧は見えるのに中身だけ見せてくれないという寸止め仕様。ちょっとイジワルだと思う。
基本的なところはドキュメントやFAQを見て、それ以外はソースを見るなどして自力で何とかするしかない。