以前から気になっていた噂のかき氷カフェバーにやってきた。
六本木にあるということ以外何もわからなかったのでわくわくしながら入店。
メニューは果物系がほとんどなく、ティラミス、キャラメル、カフェオレなど変わり種が多い。氷がミルク入りなのかな?台湾かき氷みたいな感じなのか?
「4種のベリー」を注文。
やってきたのは思っていたよりも(そして価格を考えると)小さめのかき氷。
とりあえず一口食べると…溶けてる。「口に入れると溶ける」ではなく「口に入れる前にすでに溶けてる」。つまり最初から溶けた状態で出てくる。
こんな感じ。
台湾かき氷のようなフワフワした氷ではなく、一般的なシャキッとしたかき氷の舌触り。てことは純氷の上にミルクベースのソース、その上からさらにシロップをかけてるのかな。
てっぺん付近は比較的さくさくしていておいしかった。しかし下7割くらいはすでにほとんど溶けた状態。食べてる最中にこんな感じになることはよくあるけど、最初からこれはちょっとゆるすぎじゃないか。
というかこれ最早かき氷じゃないよね。言うなればクラッシュアイス入りミルクドリンク。そういう視点で見ればおいしかったんだけど、かき氷としてみるとまずい、というか認められない。
「カキ氷の概念を転覆させた」「氷菓の枠を飛び越えた」「新感覚」「別次元」とか書いてあるところがあるけど、そりゃそうだよ。すでにかき氷じゃないもん。繰り返すけど、これはかき氷ではなくてミルクドリンク。
純氷ならではのシャキッとした食感がほとんど楽しめなくて、ズバリ言えばリピなし。
天然氷の三日月氷菓店や埜庵なんかは別としても、150円の毒島氷室の方がかき氷の醍醐味を十分味わえておいしいと思うね。
とりあえず空いてるうちに来れてよかった。もし並んで食べてこれじゃがっかり感半端ないだろからな。
ただ口コミなんかを見るとステマかってくらい褒めている人があまりにも多いんで、たまたま俺のを作った奴の腕が悪くて糞ショボイもんが出てきた可能性は否定できないんだよな。