積載野郎

数年間愛用している、GOLDWINのシートバッグ32。

見た目がシンプルでどんなバイクにも合うし、装着も簡単、いざというときは左右を開いて14L→32Lまで拡張できるスグレモノなのである。

ただ、GOLDWINがバイク関連グッズの事業から撤退してしまったので販売終了となり、もう手に入らない。

で、結構長く使っていて、中には雨の日もあったから、ヨレてきたり色褪せしたりしている。特にこれを書いている今、改めて販売ページの商品画像と見比べてみると、今使ってる実物は色褪せもしてるし型崩れもして全然違うな、というくらいクタクタになってきていた。特にファスナー周りはなんか赤っぽくなってる。

うちにあるやつ
うちにあるやつ

そこで、以前から目をつけていてブックマークしていた「ミニフィールドシートバッグEX ヘリテイジエディション」を買おうとしたところ、

なんと販売終了になっていた…。去年までは売っていたのになぜ…。一応後継機種として「キャンピングシートバッグS」という名前に変わって販売継続してるんだけど、ブラックだけで、ヘリテイジエディションがラインナップから外れてしまった…。

一応売れ残りがないか2りんかんとかライコランドとか見てみたけど当然無い。気づくのが遅すぎたね。

メルカリやヤフオクでも一ヶ月くらい探してたけど全然出品されなかったので、諦めて他のものを買うことにした。TANAXの後継機種の黒いやつなら普通に手に入るんだけど、なんか買うのシャクだったから別のを買ってやった。

PYKES PEAK (パイクスピーク) というところのシートバッグ、29Lのやつ。

これ実はTANAXのミニフィールドシートバッグEXとほとんど同じ!容量可変機能がなくて、最初から最大に広げてあるのが違うくらいで他は正直パクリかなって思うくらい似てる。取り付け方法もKシステムベルトみたいなやつがついてくるし、固定ベルトでの取付も可能、外部ポケットの数も一緒、ボトルホルダーも同じ2箇所。取っ手の位置も、バンジーコードも一緒。気室内のポケットの位置なんかは少し違うけど、そこ以外はほぼ一緒。

で、値段が半額くらい。中華製の謎メーカーかと思ったけど、調べたら日本の会社らしい。大丈夫なのかこんなにそっくりなもん売って。

なにはともあれ、付けてみた。

ボンネビルに付けたところ
ボンネビルに付けたところ
アップ
アップ

うんうん、ファスナーが防水仕様になってて生地も結構丈夫そう。

ただ、いくつか気になる点が…

まず、ベルトの材質。たぶんベルトの素材が安っぽいせいで、いまいちギチっと閉まらない。結構このベルトの生地次第で締めやすさが変わってくるんだよね。

次に、TANAXでいうところの最大まで開いたサイズの状態だからか、固定するバックルの位置がすこし外側すぎて、強く締めすぎるとバッグがひしゃげてしまうこと。上の写真の状態でも、ギュウギュウではなく実はほんのちょっとだけど遊びがある状態。

一応、「PYKES PEAK」と履いてあるロゴの内側に固めの素材が入っていて、型くずれしにくいような配慮はなされているんだけど、それでもギッチリ閉めようとするとどうしても歪んでしまう。

さらに、ファスナーのスライダーに鍵を通すための穴が空いていない。 つまり ↓ これみたいなのがない。

カギ通すための穴
カギ通すための穴

これないのはちょっとね…。仕方ないので先端の穴の方に通したけど、ここだと付け外しがやりづらいんだよね。

ここに通すのめんどくさい
ここに通すのめんどくさい

あとは些細なことだけどベルトを締めて余った部分の処理ね。ゴムバンドが1本通っているだけ。これで余ったバンドをうまくまとめるのは辛い。

これは少し寂しい
これは少し寂しい

と、まあいくつも安っぽい部分はあるけど、実際に安いんだからそこは目をつぶって…とりあえずそれなりには固定できたと思うので、ツーリングに出かけてみる。

結果としてちゃんと固定されていたし、ものはしっかり入るし、便利だった。なによりTANAXの半額だからね。そう思うと十分すぎる品質ではあるかもしれない。

……

………

あっ!!!

メルカリでヘリテイジエディションが出品されたと通知が来たぞ!!!

ポチッ!!!!!買ったわ!!!!!!!!

ヘリテイジエディション(前)
ヘリテイジエディション(前)
ヘリテイジエディション(後)
ヘリテイジエディション(後)

結局こっちが手に入ったので交換してしまった…。まったく、しばらく探しても無かったから類似品を買ったのに、買った直後に出品されるなんて。

「3回しか使用していない」って書いてあったけど、それにしてはフタのサイドの部分が妙にヨレすぎているので正直怪しい。でもまあそれなりに綺麗ではあるし付属品も全部揃ってたから、そこまで使い込んでないのは本当なんだろう。

実際に実物同士を比べて見れば品質には確実に差があり、TANAXのはかなりガッチリと固定されて安心感が違うし、スライダーにロックを通す穴はついているし(メインのファスナーだけでなく、両サイドのオープンできるファスナーにもちゃんとロック穴がある)、余ったベルトも例のくるくる巻いてまとめられるやつになっているし…と、PYKES PEAKのシートバッグの不満点が全くなくなっている状態。細かいところで高いだけのことはあるんだよな。

見た目もクラシカルでかっこいい。満足っす。

TANAXのをつけたT100
TANAXのをつけたT100

普通こういうのって後発品のほうが出来が良かったりするんだけど、今回はコストの差がモロに出ている。PYKES PEAKは安くするからその分細かいところは目をつぶっててねと割り切った商品。逆に言えば細かいところを抜きにすれば基本的な性能が近い廉価版を半額で買えるのはそれはそれですごいことではある。それどころか防水性だけ見たらTANAXに勝っていると思うし、実用性はあるよね。

でこのPYKES PEAKのやつ、どうしようかな…と考えた結果、こうした。

スーパー積載GEV600
スーパー積載GEV600

GEV600のリアボックスの上に積んでやったわ。

ボックスの上に固定(前)
ボックスの上に固定(前)

一応固定できている。ただバンドを通したせいでボックスのフタは若干締めにくくはなった。

ボックスの上に固定(後)
ボックスの上に固定(後)

前カゴ、足元カゴ、リアボックスに加えてシートバッグでこの上ない積載力を手に入れたGEV600。結果オーライかな。