インクラインベンチとブロックダンベル

例の新型コロナのせいでジムが閉まっちゃっていけなくなった。

で、品切れ続出の中、偶然麻布十番のゲーム屋で定価で売ってるのを見つけて買ったわけ。リングフィットアドベンチャー。いやー運が良かったぜ。

で、まあ2~3週間くらい続けてふと思った。これ筋トレになってるか??

ざっくりいうと、筋トレっていうのは「10回前後しかできない運動を数セット繰り返し行う」みたいなことをやる。で慣れてきたら回数を増やすんじゃなくて重さを増やす。理想は「あーもう持ち上げるの無理」ってとこまでやるのがよいとされている。いわゆるオールアウト。

でもリングフィットは重さやリングコンのバネ?の強さを変えられないので「回数を増やす」ことで負荷をあげようとするから考え方自体が真逆。

しかも、どこでやめるかは本人のさじ加減ひとつなので区切るのが難しく、またボス戦は倒しきるまで続けなくてはならないし、「あーもう持ち上げるの無理」ってとこまでやると全然ゲームが進まないから、どちらかというと余力を残すような運動をしなきゃいけない。ゲームっぽくなっているせいで逆に自分の体に忖度してしまう。

実際、強度を最大の「30」にしてサゲテプッシュをやっても翌日大胸筋の筋肉痛が起きない。ウシロプッシュで背中の筋肉痛にもならない。2~3週間ほぼ毎日やって筋肉痛が起きないので「これ筋トレとして効果ないんじゃないの?」と思った次第。

というわけで、いい機会だし前から欲しかったこともあってとうとう買ってしまったのであった。

インクラインベンチとダンベル。

みんな考えることは同じようで、結構品薄だったけどなんとか定価で買えた。去年5000円くらいだったネジ止め式の可変ダンベルが数万円で売られていたのを見たときは目を疑ったけど。

このインクラインベンチ。価格(7,980円。ちなみに全額ポイントで購入した)からして期待はしていなかったけど、予想以上にしっかりした作りでグラつきも特に起きておらず問題なく使えてる。

ただ、よく見るとインクラインベンチとしては背もたれ部分が短く頭がはみ出てしまい(ヘッドレスト部分がない)、逆に尻を乗せる部分が広めに取られているのがわかる。

なぜかというと、このベンチは中心部から真っ二つに折り曲げて非常にコンパクトにたためるのだ!

これが本当に便利!写真にあるとおりブロックダンベル2つ分の幅くらいまで小さくなるので場所を取らない。IKEAの55cm四方のサイドテーブル(999円)にちょうど収まるサイズ。

本当は取りやすいようにダンベルを上に置きたいんだけど、テーブルの耐荷重オーバーのためしぶしぶ下にしてるんだ…。

背もたれ短い問題は少し浅めに座ることで解決。例えばダンベルフライのときは背中にアーチを作るんだからビタッと座面に触れていなくてもいいわけだ。

これでダンベルフライやダンベルローイング、サイドベントなんかをやったところ、翌日バッチリ筋肉痛。3月頭からジム行ってないから一月半ぶりの刺激だこれ。

そして最も快適なのが順番待ちがいらずいつでも好きなときに筋トレできるところ!逆に言えば独占しても誰も文句を言われないということでもある。自分専用環境。これが精神衛生上非常によろしい。

もっと早く買っときゃよかったなー。