横浜の中華街にあそびにいった帰りに「コクリコ坂から」をみてきた。
17:30くらいの回だったんだけど、去年のアリエッティ、そして公開前日のゲド戦記、というネガキャン(自業自得)をくらったせいか、公開初日だというのにまさかのガラガラ具合。
いくら夕方とはいえ、いくらハリーポッターという強敵がいたとはいえ、封切日とは思えないひどさ。仮にも舞台となった街・横浜でこれ。開演5分前でこれ。アリエッティの時も混んではいなかったけど一応券売所にそれなりの行列はできてたからね。
実は前情報や予備知識なんかは全然なくて、舞台が横浜なのも当日初めて知ったくらいで、予告編やCMすら見たことがない。それがよかったのか、それとも宮崎吾朗監督作品ということで観る前からハードルが下がっていたのか、結論から言うととてもおもしろかった。もう一度観たいと思うレベル。ていうか観たい。
主人公はもちろん、脇役やモブに到るまでキャラクターが生き生きしてるしみんなイイキャラ。1960年代(アカギ4巻くらいの時代)の生活感も出ていて、それらを見ているだけでも楽しい。曲もあってたし、肝心のストーリーも良かった。まぁ脚本は宮崎駿だというのに気づいたのは観終わった後だ。
その後予告編を見たんだけど、曲といい雰囲気といいなんか物悲しかった。ちがう、もっと明るい話だぞこれは。予告編の作り方間違ってるだろ。
近年のジブリにがっかりしている人は見ておくといいと思うよ。