今のうちの風呂は古くて狭く、一応ユニットバスではないもののあまりくつろげるような空間でもない。まあ実際に湯を張って入浴剤を入れれば気持ちいいことには変わりが無いとしても、あまりにも狭いという事実はごまかしようが無い。足を伸ばせないどころかT・SUWARIみたいな感じで入る羽目になる。
そろそろ気温も下がってきて暖かい風呂が恋しくなりつつあるこの季節、気持ちよく風呂に入りたいということで、近場の銭湯に行ってきた。それも二日連続でな！
- 東京浴場
- 大雨だった土曜日。千葉での用事を済ませ家に帰る途中、寒いので温まりたいというのと、せっかくの休みなのにこのまままっすぐ家に帰るのはつまらないという気持ちから、近所の銭湯に行こうということで検索してここが出てきたので向かうことに。
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地図上はそこそこ距離があるように見えたが、駅から徒歩数分とのことなので覚悟を決めて駅を出る。が、風は強いわ雨は強いわ、気温も低いわで結構ツライ。やっとのことで到着した頃には靴の中はグショグショで靴下はもう使い物にならない。タオルなどを持ってきていないので有料で借りようと思って聞くとなんとタダで貸してくれた。
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浴槽は、普通の湯、ジェットバスみたいな泡が出てるやつ、薬湯の三種類で、漫画に出てくるような、これぞ銭湯という感じの懐かしいつくり。風呂の水はバッチリ綺麗だし湯船も大きいのでかなり気持ちがいい。先客が2人いて、一人は俺と入れ替わりに、もう一人は二十分後くらいに出て行ってしまい、次の客が来るまでの十分ほどの間貸切状態になってしまうほど客は少なかった（天候のせいもあるだろうが）。知らない人と湯船につかるのがあまり好きではない俺にとっては好都合だが、やっていけるんだろうか。
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中庭があって、湯上がり後に池の鯉などを見ながら涼むのは気分がよくて最高！あと、ロビー（と言うのか？）には血圧計や体脂肪計などの他に、将棋盤やゲームウォッチなんかが置いてあって自由に使えるようになっているところが面白かった。それから桶がケロヨンだったことも書いておかなければ。
- 末広湯
- 東京浴場に味を占めて、今度はいろんな浴槽のあるところへ行きたくなり、しかも場所的に家に近いのでこの末広湯に白羽の矢が立った。検索してみる限り東京浴場に比べて客が多そうなのがネックではあったが、サウナもあるらしく（ただし別料金）期待しながら向かう。
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行ってみて驚いたのが、かなり綺麗だったこと。外見とは違い内装に古臭さを感じなかった。お金を払うとタオルを一枚プレゼントされた。なんでも銭湯の日なのだという。なんだかトクした気分（実際にトクしている）。
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脱衣所もかなり綺麗。そして思ったとおり客もすでに数名いる様子。残念ながら桶はケロヨンではなかったが、泡風呂、座風呂、寝風呂、電気風呂、薬湯、水風呂、サウナがあってワクワク度は高い。まずは体を洗い水風呂とサウナ以外に一通り入る。電気風呂はぴりぴりすると書いてあったものの入ってみてもよくわからなかった。座風呂と寝風呂は頭を冷やす金属部分の枕みたいなのがあって快適に長風呂できる。
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そしてサウナ。その日はサウナを使うのが俺一人だけだったらしく独占状態。気持ちいいわ。シルバー事件に従うとサウナでさっぱりってのはオッサンの発想だな。でも気持ちいいんだ。俺は水風呂が嫌いなので（冷たすぎるんだよ）上がった後はシャワー浴びて一旦涼んだ後、もう一度サウナを楽しむ。
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自分でも驚いたのが、一時間があっという間だということ。東京浴場の場合、三十分ほどであがってしまい後は涼んでいたところが、ここでは気づくと50分近く経っており「入った時間を勘違いしてたのかな？」と思う始末。やっぱりバリエーション豊かだと楽しいんだな。
どちらの銭湯も（特に後者）家から近いし、数百円でリフレッシュできるのはやっぱりいいもんだ。多分また行くことになると思う。