※ 一部ネタバレが含まれます。
2020/12/10に発売された「サイバーパンク2077」。
発売日に買って、ほぼ毎日のようにやってたんだけど…
実績はとっくにコンプしたし、
全ライフパスでレベル50までやって全エンディングも見たので、
とりあえず落ち着いたかな~という感じ。いやー楽しめた。350時間やって8000円はお買い得ですよ。ていうかまだもう少しだけやるつもりではいる。
このゲーム、点数をつけるとするなら
100点。
本当は150点くらいつけたいんだけど、正直なところバグは多いし、報告しても直ってないし、PS4で画質悪いの隠してたとか、アップデートが遅いとか確かにいろいろあることは事実なので、そういうマイナスを全部引いて100点。
あこがれのサイバーパンク世界をオープンワールドで歩き回れるってだけですごすぎる。マップは広くて各エリアごとに雰囲気も全然違いバリエーションに富んでて飽きさせないし、細部まで作り込まれていて見てるだけでも綺麗でカッコイイのに、その中を自由自在に歩き回れるっていうんだから本当にとんでもない。こんなすごいゲーム、当分出てこないんじゃないか。数年に一度レベルの大作だと思う。しかも日本語字幕に日本語音声、ローカライズも完璧。
基本的に一本道のゲームでエンディングもラストバトル前の分岐があるだけなんだけど、各種イベントの会話自体がかなり作り込まれていて、たとえば他のイベントをクリアしてるかどうかで会話内容が変わったり、選択肢が増えたりする。結末は同じだけど過程(会話のバリエーションやイベント進行の違い)が多くて何周してもそのたびに新たな発見がある。
またイベント単体で見ても「力づく(戦闘)で奪う」「脅す」「金で解決」「こっそり盗む」などいくつもの解決法があったり、建物の侵入ルートもたいてい複数用意されていたりと工夫を凝らしてあって周回プレイに耐えうるつくりになっている。
街中も、脚部のサイバーウェア(装備品のようなもの)で2段ジャンプができるようになると行動範囲が格段に広がり、普段上れない場所、行かなくてもいい場所なんかを自由自在に移動できるようになる。それがパルクールアクションゲームのようでまた楽しい。登れるオブジェクトとハリボテの境界線などを見つけると「開発者もまさかこんなどうでもいい所を登ってくるやつがいるとは思わなかったんだろうな」という気持ちになる。
今どきのゲームにしては「取り返しのつかない要素」が多くて、期間限定でしか行けない場所に貴重な装備があったり、ゲーム中で一つしか入手できない特殊な装備が普通のアイテムと同じく売却や分解できて、しかもロックする機能がないのでうっかりミスで分解してしまう可能性があったり(特に一周目はゲームに慣れてないのもあってかなりやらかした)、ストーリーの流れでとある人物を殴るとショップが閉鎖してそこでしか手に入らない装備が二度と入手できなくなったり、意外とイジワル。
そういうのもあって最初からやりたいなと思っても、このゲームには実は「強くてニューゲーム」が無い。二周目は完全に一からやり直しになるのが最初(一人目クリア時)はめちゃくちゃ面倒で「また何十時間もやらなきゃいけないのか…」と思うんだけど、強くなりすぎると戦闘がつまらなく実は初期のほうが頭使って戦わなきゃいけなくて面白いことがわかったり、そもそも一度クリアしている時点でプレイヤーが上達しており明らかに一周目より短時間でエンディングを見られたり、組織やキャラクターの背景・相関図が頭に入った状態で最初からやると「この会話はこういう意味だったのか!」と話がわかりやすく整理された状態で理解できるようになってたり、やってみたら全然苦痛じゃなかった。アイテム厳選(拾ったりクラフトするアイテムの性能がランダムなので、目当てのものが出るまでセーブ・ロードを繰り返す作業)のやり直しがめんどくさかったくらいかな…。
全イベントをこなしてしまうと、こういう意味のないところで適当な写真を取るくらいしかやることがなくなるけど、それでも楽しめるのが本当にすごい。
あと、ちょいネタバレになるけどアルデカルドスのリーダー・ソウルがジョブを中断することでどこにでもついてくるようになるので1、それで遊んでたりした。あと政治家ペラレスの妻エリザベス・ペラレスも条件付きで連れ回せる。二人同時に連れ回すことも可能。
一切攻略の役には立たないようなネタ動画をいくつかYouTubeに上げてるので、良かったら見てね。
ちなみに、Vは女性の方が感情豊かに喋ってくれるので聞いてて楽しくおすすめ。男Vはぶっきらぼうすぎるんだよね。
- ホットフィックス1.21で、連れまわしができないように修正された。 ↩