時空の旅人 情報ページ

概要

ケムコが1986年に発売したアドベンチャーゲーム。原作は一応あることはあるが内容はほぼ無関係。

読み方は「ときのたびびと」。

歴史上の人物の問いかけに「はい」か「いいえ」だけで答えていくという非常にシンプルなゲームだが、タイムマシンに乗り遅れるとゲームオーバーになるシステム、歴史上の人物のあまりにもひどいセリフやゲームオーバー時のコメントなど笑える要素が多く、クソゲーというよりバカゲーに近い位置づけとなっている。

ストーリー

クタジマ-トシトは、セドウド-ジン との たたかいで
きずついた からだを やすめるために みを かくした。
しかし、れきしを かえるという ゆめは すてきれず
しょうねんたちを げんだいへかえすと
ふたたび れきしを かえるため ほんのうじを めざした。

ゲームの進め方

未来人「クタジマ-トシト」を操り歴史上の人物と会話していく(とは言ったものの、相手の問いに対して「はい」か「いいえ」の選択肢で答えることしかできない)。

選択を誤り相手の機嫌を損ねてしまうとゲームオーバーになる場合がある。

また、初期値が10000になっている数値(燃料?)が0になってもゲームオーバー。これは過去へ戻ると減り、未来に進むと10だけ補充されるのだが、普通にプレイしていればまず燃料が切れる前に選択ミスなどでゲームオーバーになってしまうことがほとんどであるため、目にする機会は少ない。

さらに、サイドビュー画面の時代(1600、1637、1680、1853、1864、1894)については、質問終了後にクタジマ-トシトを操作してタイムマシン「COI」に乗り込む必要があり、失敗すると即ゲームオーバーになってしまう。

操作方法

十字キー
回答の選択。クタジマ-トシトの移動。
Aボタン
回答の決定。
Bボタン
ランダムにワープする(多分)。

Tips

真のエンディング

歴史は「正統」「力」「金」「愛」「食」の5種類あるが、1582を除く全ての時代で全ての歴史を経験することで真のエンディングへと辿り着くことができる。

普通にクリアするなら 「力」→「正統」→「愛」→「食」→「金」 の順序で進むとよい。

…と思っていたところ時空の旅人を見守る会というサイトで「 通過画面数が51になればいい」という正確な条件が公開されていた。(2008年追記)

最初の一回しか遊べない「1582 ほんのうじ」+各歴史10面(「1592 おおさかじょう」~「1941 とうじょう」)で計51という計算。雑すぎる。

通常のエンディングについて

通常の五種類のエンディングの中では、実は「力の歴史」が一番平和な終わり方をしている。

裏技(面セレクト)

タイトル画面で A と B を押しながらスタートし、ゲームが始まったらセレクトを押す。

BGM

オープニング・メインテーマ・ゲームオーバー時のわずか三種類しかない。

歴史別攻略記事

トゥルーエンド

一応ネタバレのため注意
クタジマ-トシトは、ついに たどりついた。
そこは、しぜんと にんげんとが なかよく くらす
あらそいのない すばらしい せかいだった。
かれの ながかった たびも ここで おわりを むかえ
しずかな はるのひに こころを やすめるので あった。