概要
「迷宮の達人 大迷路」は、エポックが1990年に発売したファミコン用ソフト。
迷宮の達人 大迷路
迷路を脱出するという、それだけのゲーム。戦闘などの要素は一切なく、謎解き要素もほぼ無い。脱出に必要なアイテムを集めて出口に向かうことが目的。
余談だが、エポックは「大迷路」という、レバーで迷路を操作し玉を転がして遊ぶおもちゃも発売していた。このソフトとの関連性は不明。
ゲームの進め方
「クポエのかぎ」というアイテムを9つ集めて出口に行けばステージクリア。
ただし、10歩移動するごとににPow(初期値10)が1つ減り、0になるとゲームオーバーになる。Powは途中で増やすことができるのだが、とにかく歩数制限があるというのが特徴。
本作のゲームバランスはこの一点にのみ集約されているといえる。
ステージ構成
- ROUND1 富士の樹海
- ROUND2 地底
- ROUND3 地下下水道
- ROUND4 ピラミッド
- ROUND5 沈没船
- ROUND6 ICワールド
- ROUND7 浮遊球体
操作方法
- Aボタン
- 決定
- Bボタン
- アイテム選択画面を開く。表示されるアイテムは以下の4種。
- バクダン
- まじょのほうき
- ちからのゆびわ
- まほうのめがね
- スタートボタン
- ワイドマップ画面を開く。
- 現在の階層・自分の位置・入口・出口・カギ・ちからのゆびわでつけた印の位置がわかる。
- セレクトボタン
- ショートレンジマップを開く。
- 2Pow(=20歩)消費し、周囲3×5マスぶんのマップを表示する。
- アイテム「まほうのめがね」を所持している場合は表示されるマップの範囲が広がる。
アイテムについて
ゲーム中、以下のアイテムが出現する。マイナスアイテムは存在しないため、遠慮なくゲットしていこう。
また、各種アイテムはそのステージ内でのみ有効で、次ステージへは持ち越せない。
- バクダン
- 爆破できる壁(爆弾マークの壁)を壊す。
- ちからのゆびわ
- 使用した場所に印を付ける。ただし有効なのは最後に使った物のみ。
- まじょのほうき
- 印を付けた場所へワープする。一度も印を付けてない場合はスタート地点へ。
- まほうのめがね
- セレクトボタンのMAP表示が取るたびに広がる。持っているだけで効果を発揮。
- コンパス
- 自分の向いている方角がわかるようになる。持っているだけで効果を発揮。
- Pow
- Pow(ハートマーク)が1(=10歩)増える。
- Powポッド
- 取るとPowとPowの最大値が5(=50歩)増える。
その他
- サブゲームの部屋の入口(壁にあるネコマーク)
- ミニゲームをクリアするとアイテムがもらえる。
- スロットマシンの部屋の入口(壁にあるハートマーク)
- PowをBETしてスロットに挑戦できる。勝てば回復する。
凡例
Pow | |
クポエのかぎ | |
バクダン | |
まじょのほうき | |
ちからのゆびわ | |
まほうのめがね | |
コンパス | |
Powポッド | |
爆破できる壁 | |
スロットマシンの部屋 | |
サブゲームの部屋 | |
エレベータ(上り) | |
エレベータ(下り) | |
入口 | |
出口 |
階数についての注意事項
このゲームでは、1Fから下りのエレベータを使って下の階に降りると2Fになる。
そのため、当サイトでもゲームに忠実に、1Fの下は2F、その下は3F…というように表記する。